46歳からのセミリタイア生活

セミリタイアのお仕事や資産運用について語ります

セミリタイアと成果報酬型ジョブの相性がよい理由

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今日のテーマは「セミリタイア後の働きかた」です。

セミリタイアしてから、ほとんど労働しない人もいれば、短期・不定期で仕事を継続される方もいると思います。

 

たまに、「仕事をしていないと退屈したり、生き甲斐がなくなってしまう」というような意見もありますが、、、

私はまったくそのようには思いません。

仕事をしていようがいまいが、本人が納得していれば、いろんなセミリタイアのスタイルがあってよいはず。

 

そのうえで、もしセミリタイア後に働くならば、選択肢の一つとして「成果報酬型ジョブ」を推奨したいと思っています。

 

成果報酬型の働きかたとは?

多くの方は、「雇用型」の働きかたを選択していると思います。

アルバイト、パート、派遣などいろいろな雇用形態はありますが、いずれも時間給が決まっている「給与所得」を得る働きかたです。

 

一方の成果報酬型ジョブとは、「労働時間」ではなく「生み出した成果」によって報酬を得る働きかたです。

事例をいくつか挙げてみます。

 

・作業系(データ入力、アンケート対応 など)

・ライティング系(Web記事の作成 など)

・開発系(システム、アプリ開発 など)

・デザイン系(イラスト、サムネイル など)

 

これらの仕事の多くは、「クラウドソーシング」と呼ばれるような中間業者を経由して受注するのが主流となっています。

 

最近では、さらに色んなジャンルの「スキルシェアサービス」が登場しています。

「そんなの仕事になるの?」と思うようなサービスを提供して、収入を得る人たちも増えてきているのです。

無数にあるなかの一例を挙げておきます。

 

・ビジネススキル系(動画編集、画像ソフト、オフィスソフト など)

・マーケティング系(SNS集客、ブログ・文章作成 など)

・生活全般系(料理、ヨガ、筋トレ、占い、旅行 など)

・自己啓発系(語学、コミュニケーション力 など)

・代行系(家事代行、デリバリー代行、イベント代行 など)

 

成果報酬型のメリット・デメリット

成果報酬型の働きかたのメリット・デメリットを考えてみます。

 

【メリット】

・スキマ時間など、自分のペースで働きやすい

・スキル次第で、時給型よりも高単価が狙える

 

【デメリット】

・収入が安定しない

・単価を上げるのに労力がかかる

 

自由な働きかたができる反面、思うように稼げないリスクもある、という感じです。

 

セミリタイアした人は、「時間と資金」に余裕があるはずです。

なので、成果報酬型の働きかたのメリットを活かしやすいと思うんです。

 

ストアカを1年間継続した結果

そういう私は、「ストアカ」というスキルシェアサービスを利用して、オンライン講師をやっています。

2020年の9月に退職した後、10月末くらいから講座を開始して、先日ちょうど1年が経過しました。

 

この1年間の月間売上(手取り収入)と、時間単価をグラフにしました。

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グラフの青色線が売上です。最初の半年間ほど右肩上がりで増えたあと、4~5万円/月くらいで安定になってきています。

 

注目していただきたいのが、橙色線の時間単価です。

最初は500円/時間くらいだったのが、徐々に増加して、直近では1,500円/時間を超えています。

時間単価が上がる理由は、オンライン講師としての実績が増えるにつれて、受講料金を上げても仕事が取れるようになっているためです。

 

ここでの計算は、売上を講座時間で割って算出しています。講座の準備や生徒さんのアフターフォローもあるので、実際の労働単価はもっと低くなりますが、、、

言いたいのは、「スキルや工夫次第で、時間単価はどんどん上げることができる」ということです。

 

雇用型の働きかただと、年齢が上がるにつれ採用されにくくなるリスクもあります。

一方で成果報酬型の場合は、いったんスキルや手法を確立してしまえば、年齢に関係なく自分のペースで継続していける可能性が高くなります。

この点も、セミリタイアと成果報酬型の相性がよいと考える理由です。

 

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