現地ツアー会社を利用してお得なハロン湾クルーズに参加してきた【ベトナム旅行記】
こんにちは。
先日、妻と二人でベトナム旅行(ホーチミン&ハノイ)に行ってきました。
ハノイ滞在中、「ハロン湾クルーズ」に参加したので、その内容について紹介します。
今後、訪れようと考えている方の参考になれば幸いです。
ハロン湾クルーズとは
ハロン湾はベトナムを代表する観光名所で、ユネスコの世界遺産(自然遺産)に登録されています。
日本三景の松島をスケールアップしたような感じかなと、個人的には思いました。
ハロン湾はハノイから160kmくらいの距離があり、オプションツアーで行くのが一般的です。
オプションツアーでは、クルーズ船で湾内を遊覧しながら、途中で鍾乳洞めぐりやカヤック体験などをします。
ハノイから日帰りでいく1dayツアーと、大きなクルーズ船で一泊する2dayツアーがあります。
わたしたちもオプションツアーにすべく、旅行前にネットで調べてみました。
しかし、「道中に〇〇に立ち寄ります」というように余分な(といったら失礼ですが)コンテンツが含まれているものが多く、なかなか満足できるものが見つかりませんでした。
また、ハノイ滞在日程付近の天気予報がやや悪かったので、少しでも天気の良い日を選択したかったこともあり、現地に行ってからツアー申込みをすることにしました。
ちなみに、宝塚歌劇で上演されていた『舞音(マノン)』という作品があるのですが、そのラストシーンの舞台がハロン湾です。
今回、旅行先にベトナムを選んだ最大の理由は、「マノンの舞台であるハロン湾にいってみたい!」という二人の想いだったりします。
ハノイでのツアー申し込み
ベトナム渡航後、ハノイで滞在したホテルが日系でJTB代理店が入っていたので、まずはそこに行ってみました。
その結果、料金が100$以上とネットで調べていたより高かったのでいったん保留に。
次に、Googleで調べて地元でお勧めの旅行代理店を見つけ、観光ついでに行ってみることにしました。
その代理店は『ROSE TRAVEL AGENCY』という名前で、ハノイ市内にある大教会(聖ジョセフ大聖堂)のすぐ近くにありました。
受付に座ったら、すぐにペットボトルのお水を出してくれました。
さすがに日本語スタッフはいませんでしたので、カタコトの英語でハロン湾の日帰りツアーに行きたいことを伝えると、、、
我々にも理解しやすいよう、ゆっくり丁寧にオプションツアーの内容について説明してくれました。
- ツアーの内容(現地までのバスのグレード、ハロン湾を遊覧するクルーズ船のグレード、ハロン湾でめぐる名所の種類)によって料金が違うこと
- 非常に安いツアーもあるが、若者やバックパッカー向きなので、ある程度グレードの高いものをお勧めすること
翌日のツアーだったこともあり、結局ハイグレードのツアーしか空きがなかったのですが、それでも料金は65$でした。
JTBの料金(100$以上)は何だったのか、、、
おそらく中間マージンとか、日本語ガイド付きで料金UPしていると予想しました。
ハロン湾は見るだけでも十分楽しめる場所なので、我々は日本語ガイドなしを選択してよかったです。
さらに運が良いことに、残っていたツアーは途中での寄り道はなくハロン湾直行で、しかもメジャーな名所をすべて回ることができ、われわれの希望をすべて満たしたものでした。
今回は平日だったので空きがありましたが、さすがにもう少し早めにツアー申込みしたほうが良さそうでした。
この旅行代理店の対応は本当に親切で満足できるものでした。ハノイに行かれる方がいらっしゃったら、ぜひ立ち寄ってみて欲しいです。
ツアー体験(ハノイ~ハロン湾)
そして迎えたツアー当日。
旧市街地にあるホテルの場合は、ツアーバスが迎えに来てくれますが、我々のホテルは少し離れたところにあったため、旅行代理店まで行ってピックアップしてもらいました。
市内の移動はGrabがあれば楽ちんです。
以前はハロン湾までバスで4時間くらいかかったそうですが、今は高速道路が開通しているので、2.5時間くらいで行くことが出来ます。
(安いツアーだと今でも一般道路を使うようです)
バス内でツアーガイドさんから、ツアーの内容や注意事項について説明がありました。全部は聞き取れなかったけど、だいたい以下の内容でした。
- 現地についたらクルーズ船で出発し、まずランチタイムがある
- その後、ティートップ島ハイキング、バンブーボートorカヤック体験、鍾乳洞探索
- 1枚のチケットでめぐるので、途中でぜったい無くさないように!
- ユネスコの規定で、プラスチック製品の持ち込み(投棄?)が制限されている。
なお、最初にガイドさんが自己紹介したとき、アイスブレイク的に参加者がどこの国から来たか、その国の言葉で『こんにちは』は何というか、というのをやりました。
今回の参加者は16名で、内訳はハンガリー 2、中国 2、韓国 5、インドネシア 2、アメリカ 2、日本 3と、まさに多国籍でした。
途中、トイレ休憩でパーキングに立ち寄りました。日本の高速道路と同じように、土産やフードコーナーがありました。
ツアー体験(ハロン湾クルーズ)
ハロン湾に到着したら、ガイドさんがチケットを購入し一人ひとりに渡してくれます。それからクルーズ船の停留所に移動し、約5.5時間の遊覧に出発です。
我々のクルーズ船は同じバスで行った16名に、別のバスで来た同じくらいの人数が加わって合計30名強くらいでした。
乗船したらすぐにランチタイムとなり、1テーブルごとに料理が出されてシェアして食べる形式でした。席はガイドさんが割り振ってくれました。
我々はインドネシアからいらっしゃったご夫婦と相席になり、少しだけ異文化交流しました。
ランチが終了したら船の2Fに上がり、ハロン湾の景観を眺めながら最初の目的地であるティートップ島へ。
到着したら、400段くらいあるという階段を上って島の頂上を目指します。これはなかなかハードな行程でした。
苦労して登ったかいがあり、頂上からの眺めはとても素晴しかったです。
日帰りツアーだとティートップ島へは行かない場合も多いようなので、このプランにして正解でした。
なお、400段の階段を登る自身のない人は、船やビーチでのんびり過ごすこともできます。
次に、別の場所に移動してバンブーボートもしくはカヤック体験がありました。多くの参加者は前者を選択しており、我々もバンブーボートに乗り込みました。
入り江のような場所でゆっくり遊覧でき、気持ちよく過ごすことができました。
最後の目的地は鍾乳洞探索。ハロン湾には幾つかの鍾乳洞があり、今回はそのうちの1つであるスンソット(Sung Sot)鍾乳洞に行きました。
鍾乳洞のなかは非常に広大で、かなり見ごたえがありました。
アップダウンがあり歩く距離も長い(2kmくらい)ので、ここでも体力に自信のない方は船でのんびり待つ選択ができます。
すべての名所を巡ったら、クルーズ船でのんびりティータイムなど過ごしながら、停留所目指して帰ります。
このころには夕暮れとなっており、日の沈みかけたハロン湾の景色はとても幻想的でした。
さいごに
クルーズが終了した後は、再びバス移動でハノイ市内へと戻ります。
バスがハノイ市内に帰着したのは19時半くらいでした。
休日だと混んで遅くなることもあるようですが、今回はスムーズに帰ってこれました。
今回、お天気にも恵まれ、季節もよく(暑すぎず)、快適なハロン湾ツアーを体験することができました。
ハロン湾の眺望は期待通りの絶景だったし、ハイキングやバンブーボート体験もとても楽しめました。
お時間に余裕のある方なら、一泊のクルーズツアーを選択されても良いかもしれません。
(日帰りでもじゅうぶん楽しめましたが)
親切にしてくださった現地旅行代理店のスタッフさん、丁寧にナビゲートしてくれたツアーガイド(ソフィアさん)に感謝しています。
皆さんもベトナムに旅行される機会があれば、ぜひハロン湾クルーズを体験してみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。