自宅でインターネットがつながりにくいときの対処法まとめ【テレワーク環境改善】
こんにちは。
当ブログにお越しくださりありがとうございます。
首都圏でも緊急事態宣言が解除されましたね。
わたしが住む大阪では、ひと足早い5月21日(木)に解除され、先週末はずいぶん人出も多かったようです。
テレワーク生活にもずいぶん慣れてきたので、「もとの生活に戻れるかな?」と不安なところもあり、、、
けっこうテレワーク気に入ったので、もとに戻るのはちょっと寂しい気もします。
さて、このテレワーク期間中、自宅で「インターネットがつながりにくい」という症状に悩まされました。
いろいろ調べて改善することができたので、今回学んだことをまとめてみたいと思います。
自宅でインターネットがつながりにくいときの対処法
今回ご紹介する対処法は、Wi-Fi ルーターを用いて無線でスマホやパソコンにつなぐケースが対象です。
用語の意味を簡単に説明します。
Wi-Fiとは、パソコンやスマホなどを無線(ワイヤレス)でLAN(Local Area Network)に接続するための通信規格です。
自宅や職場などでWi-Fiを利用するには、Wi-Fiルーターが必要となります。Wi-Fiルーターとは、電波をパソコンやスマホに届けるための装置です。
それでは、いくつかある対処法について順番にみていきましょう。
- 周波数帯を確認する
- Wi-Fiルーターや子機を再起動する
- 中継器を設置する
- Wi-Fiルーターを新しいものに変える
周波数帯を確認する
Wi-Fiルーターからの電波は、距離が遠いほど弱くなる性質があります。あいだに障害物があると、電波が遮られてより届きにくくなります。
また、Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯の2つの周波数帯があって、「電波の性質」がちがいます。
各周波数帯の特徴を簡単に書くと次のようになります。
- 2.4GHz 遠くまで届くけど通信速度は遅い
- 5.0GHz 通信速度は速いけど遠くまで届かない
2.4GHz帯はWi-Fiだけでなく、Bluetoothや電話機など他の機器も利用する周波数帯です。したがって、電波干渉しやすく、通信が不安定になりやすいというデメリットもあります。
インターネットのページを開くのが遅かったり、動画をみていて途中で止まりやすいような症状がでるときは、2.4GHz帯ではなく5.0GHz帯に接続してみてください。
どちらの周波数帯につながっているかは、使用しているスマホやパソコンのWi-Fi設定から確認することができます。
下の写真のように、Wi-Fiルーターの裏側に各周波数帯を示す名前(SSID)が書かれています。
このWi-Fiルーターでは、「HUMAX-〇〇」が2.4GHz、「HUMAX-〇〇-A」が5.0GHzのSSIDです。
SSIDが確認できたら、Wi-Fi設定でどちらかを選べば接続できます(はじめて接続するときは、PASS KEYを入力するか、ルーターのWPSボタンを押す必要があります)。
注1)SSIDは周囲に公開されるため、マンションなど集合住宅であれば隣人からもみることができます。PASS KEYの管理にはじゅうぶん注意しましょう。
注2)パソコンなどの機器が古い型の場合、5.0GHz帯には対応していないこともあります。
Wi-Fiルーターや子機を再起動する
Wi-Fiルーターを再起動するだけで、通信不具合が解消するケースもあります。
やり方は、Wi-Fiルーターの電源を抜いて、10秒ほど待ってから再接続するだけです。
再起動に数分かかることがありますので、少し待ってから症状が改善されるかチェックしてみてください。
また、特定の子機(スマホやパソコン)のみつながりにくいときは、その機器を再起動してみましょう。
中継器を設置する
わが家ではWi-Fiルーターをリビングに設置しています。テレワーク中に仕事は別の部屋でやっていたため、電波が弱くてつながりにくい症状がありました。
このような場合、5.0GHz帯よりも電波が遠くまで届きやすい2.4GHz帯を使用するのがひとつの解決法です。
それでもつながりにくい場合は、「Wi-Fi中継器」を設置することで解決できるかもしれません。
Wi-Fi中継器とは、無線Wi-Fiルーター(親機)からの電波をキャッチし、親機から離れた場所の子機(パソコンやスマホなど)に電波を中継してくれるデバイスです。
Wi-Fi中継器の説明や設置方法については、別記事にてご紹介しています。
Wi-Fi中継器を使ってテレワークの通信環境を改善しよう - なおねすのブログ
Wi-Fiルーターを新しいものに変える
Wi-Fiルーターも年々性能があがっていますので、もし古い型を使用されていたら、新しいものに交換してもよいかもしれません。
わが家の場合は「J-COMネット」のレンタルWi-Fiルーターを利用しているのですが、つながりにくいと相談したら、無償で新しいものに交換してくれました。
まとめ
自宅でインターネットがつながりにくいときの対処法についてお伝えしました。
中継器を設置するのは少し手間がかかりますが、それでも数千円くらいの出費で自宅の通信環境を大きく改善できる可能性があります。
周波数帯の切り替えや、機器の再起動はすぐにできますので、一度試してみていただけたらと思います。
テレワークが普及することで、より働きやすい環境づくりや、ワークライフバランスの実現につながったらいいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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