46歳からのセミリタイア生活

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男性が読んでも面白い!オススメの少女漫画(その1)

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こんにちは。

当ブログにお越しくださりありがとうございます。

 

これまでにわたしが読んだ少女漫画のなかで、とくに面白くて印象に残っているものを紹介したいと思います。

 

今回ご紹介するは『のだめカンタービレ』です。

ドラマ化、映画化もされているので、原作は読んでなくても知っている方は多いかもしれません。

 

「漫画は好きだけど、少女漫画はほとんど読んだことがない」という男性読者の皆さんにぜひ見ていただきたいです。

  

わたし自身、若いころに読んでいたのはジャンプ、マガジン、サンデーといった王道の少年漫画誌であり、少女漫画は別世界でした。

それが妻の影響もあって少女漫画も読むようになり、「こんなに面白いなんて、もっと早く知っておけばよかった!」思った次第です。

  

 

ストーリー

主人公は音大のピアノ科に通う野田恵。(通称・のだめ)

のだめはゴミが散乱した汚い部屋に住む、私生活ダメダメな女子です。

そんな彼女ですが、ピアノに関しては「天賦の才」を持っています。

 

一方、のだめと同じピアノ科の先輩である千秋真一。

千秋は頭が良くて音楽の実力もずば抜けたエリート学生ですが、「飛行機恐怖症」のため音楽の本場ヨーロッパへ留学することができず、将来への焦りと不安を感じています。

 

そんな二人が出会い、音楽を通じて多くの人たちと交流しながら成長していく姿を描いた恋愛コメディーです。

 

 

登場人物のキャラが立っている

のだめは「ギャグの塊」みたいなキャラクターです。

周囲の登場人物もみな、個性が強くて「キャラ立ち」しています。

 

個人的には「ティンパニーの真澄ちゃん」が好きでした。

真澄ちゃんは千秋に密かに思いをよせる、乙女な心をもった男子です。

 

オーケストラ演奏の描写が魅力的

オーケストラにおける指揮者の役割とか、各楽器や演奏者の特色などが分かりやすく説明されており、素人でもすんなり物語に入っていけます。

また、漫画なのに音楽が聞こえてくる感じがするくらい、演奏の描写が素晴らしいです。

 

作者の二ノ宮知子さんはこの漫画を執筆するために、オーケストラについて相当な勉強、下調べをされたそうです。

プロの音楽家が、この漫画の作者は音大出身だと勘違いしたという逸話もあるとか。

実際に曲が流れるドラマや映画もよいですが、原作の世界観を味わっていただきたいです。 

 

成長ストーリーに勇気づけられる

のだめと千秋は、お互いに刺激を受けながら、音楽家としても人間としても成長していきます。

音楽に真摯に打ち込む姿をみて、読んでいるこちらも勇気をもらいました。

 

物語が後半になるにつれ、千秋は指揮者として、のだめはピアノ演奏家として才能を開花させていきます。

コメディー要素が強い前半も面白いですが、後半のサクセスストーリーがより痛快です。

物語が進むにつれてより面白くなっていくのも、この漫画の魅力だと思います。

 

のだめと千秋はベストカップル? 

二人は極端なくらい真逆の性格をしています。

まじめで堅物な千秋に対して、のだめは自由で奔放(すぎるくらい?)です。

違いすぎて合わないようにも見えますが、お互いの存在があってこそ、二人は成長していくことができました。

 

のだめと千秋を見ていると「カップルはお互いに正反対の性質を持っているほうが、実は相性がよい」ことがよくわかります。

違うからこそ、足らないところを補いあい、得意なところで勝負できるのです。

 

本作品は少女漫画という枠を飛び越えて、だれが読んでも楽しめる作品だと思います。

なにより、読むと元気をもらえたり、勇気づけられたりするところがオススメのポイントです。

ぜひ手に取ってみてください。

 

 

さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。