46歳からのセミリタイア生活

セミリタイアのお仕事や資産運用について語ります

『ガマンせずに貯金できる方法』実践したら年間120万円の支出削減に!

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こんにちは。

当ブログにお越しくださりありがとうございます。

 

皆さんは今より貯金を増やすとしたら、どのような方法で実行されますか?

「今でもキツキツなので貯金を増やすのは難しいな」

「食費や娯楽費を減らすためにいろいろガマンするのはイヤだな」

そう思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

わが家では、4年くらい前から「ガマンせずに貯金できる方法」を段階的に実践してきました。

その結果、始める前と比べて年間120万円の支出を削減することができました。

その内訳はおおよそ次のとおりです。

 

  1. 保険料:45万円
  2. 自動車維持費:45万円
  3. 家賃:18万円
  4. 通信費:12万円

 

今回はそれぞれの削減項目についてご紹介したいと思います。

ただし、家族構成や住んでいる場所など、生活状況によって実践できるものとできないものがあります。

また同じ項目でも、削減できる金額は家庭によって大きく異なるはずです。

あくまで参考値としてご覧ください。

 

 

1. 保険料

見直し前:60万円/年

見直し後:15万円/年

差額:45万円/年

 

ここでいう保険料は個人で加入している「生命保険」や「個人年金」のことです。

給料から天引きされている「健康保険料」や「厚生年金保険料」は含みません。

 

人によっては、個人の保険にほとんど加入されていない方もいらっしゃると思います。

わが家では、わたしも妻も「あまり中身を把握せずに」むかしから払い続けていた保険がけっこうありました・・・

友人・知人にお願いされて加入したものとか、、、皆さんもありませんか?

 

あるとき、保険に詳しい方のアドバイスをいただいて見直す機会があり、かなり無駄な出費をしていることが分かりました。

我々の場合、考え方のポイントは2つありました。

  • 生命保険・医療保険の補償内容が過剰
  • 年金は高齢になって初めて元が取れる

 

医療保険については、そもそも会社員として働いている時点で健康保険料を支払っており、病気やケガのときに給付を受けることができます。

また、わが家のように夫婦共働きで、ある程度貯蓄もあるケースでは生命保険の必要性は低いことに気づきました。

 

個人年金については、たとえば60歳から10年間支給されるとして、元が取れるのは70歳近くになってからです。

「貯金していると思えばいいのでは?」という方もいらっしゃるかもしれません。

でも70歳まで自由に引き出せないものは貯金ではありません。

いつでも引き出せて、自由な用途に使えるお金が預金であるはず。

そう考えて個人年金は解約しました。

 

(補足)

加入していた個人年金は、個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」ではありません。iDeCoは60歳まで引き出せないのは従来の個人年金と同じですが、節税効果もあるし上手く利用すればお得かもしれません。

わが家ではまだ導入してませんが、検討しても良いかなと思っています。

 

2. 自動車維持費

マイカー保有時:45万円/年

マイカー売却後:0円/年

差額:45万円/年

 

わたしが20代のころはマイカー通勤をしていたのですが、30歳を過ぎてから大阪に転勤となり、電車通勤に変わりました。

それでも週末や長期休暇で出かけるときにはマイカーがあると便利なため、所有していることに何の疑問も感じていませんでした。

 

それがあるとき、気づいたんです!

「最近は週末しか車を使わないし、維持費ってムダじゃないかな?」

たまの外出にはレンタカーやカーシェアリングなどを利用して、マイカーは手放したほうが家計の節約になるかなと考え、当時所有していた車を売却しました。

 

マイカーを手放してもう3年近くになりますが、今では車を持っていないことが当たり前になり、とくに不便は感じていません。

 

毎日の生活に車が欠かせない人も多くいらっしゃるでしょうが。

「うちは週末くらいしか乗らないな」というご家庭では、このまま持ち続けるべきなのか、一度検討されてもよいかと思います。

 

 

 

3. 家賃

引っ越し前:114万円/年

引っ越し後:96円/年

差額:18万円/年

 

大阪に転勤してきてからは、ずっと同じ賃貸マンションに住んでいました。

あるとき「10年も住んだし、そろそろ引っ越してみようかな」と思い立ち、不動産サイトなどをみて情報を集めました。

 

転勤のときとは違ってとくに期限もないので、じっくり検討したところ

わたしと妻のいずれの希望(駅からの距離や部屋数など)もクリアーし、かつ以前より家賃が低い物件をみつけることができました!

 

ちなみにわが家ではマイホームを購入するつもりは今のところありません。

理由を端的に言うと「この先何十年も、同じ場所に住み続けたいと思えるか分からない」から。

その時々の状況の変化に合わせて、自由に住む場所を選びたいというのが、わが家の価値観です。

ここは妻と意見が一致していてよかったです。

 

4. 通信費

大手キャリア:16.8万円/年

格安スマホ:4.8円/年

差額:12万円/年

 

大手キャリアというのはドコモ、ソフトバンク、auのことです。

以前は二人とも大手キャリアと契約していましたが、これを解約して格安スマホにしました。

その結果、スマホにかけていた通信費は二人合わせて14,000円/月から4,000円/月となり、年間で12万円も削減できました。

 

手続きを自分でやるのが面倒なことや、「ちゃんと繋がるのか」など使用上の不安があることが、格安スマホがそこまで普及しない理由だと思います。

たしかに面倒ではありますが、自分でGoogle検索できる人であれば、ちょっと頑張れば可能です。

 

ご参考までに、簡単なチェックポイントを挙げておきます。

以下に当てはまれば、格安スマホに変えても大丈夫です。

  • キャリアメール(~@docomo.ne.jpなど)を使っていない。もしくはYahoo!メールやGmailなどのフリーメールに乗り換え可能
  • 普段、自分のスマホから電話をほとんどかけない。もしくは通話にはLINE電話などを使用している
  • 分からないことがあれば、Google検索などのネット検索で調べることがよくある

 

固定費を削減することのメリット

わが家では「保険の見直し」「マイカー売却」「引っ越し」「格安スマホへ乗り換え」を実行し、年間で120万円の支出を削減することができました。

 

今回ご紹介した削減項目は、いずれも「固定費」に分類されるものです。

家計の支出を削減するときに、まずは固定費を見直すというのはよく言われていることです。

固定費は一定期間ごとに決まって発生する費用であり、自動引き落としで支払っている場合が多いため、「お金を使っている」と意識しにくい費目です。

そのため、固定費は「ムダに出費していても気づきにくい」し、逆に「ガマンしたり無理せずに削減できる」ともいえるのです。

 

一方で、食費、娯楽費、交際費などは「変動費」に分類されます。

これらの変動費を削減するには普段からガマンしたり意識する必要があるため、長続きしにくいと言われています。

もちろん過剰な無駄遣いは禁物で、家計簿アプリなどを使って「いくら使用しているか」把握しておくことは大切ですが。

 

まずは、変動費より固定費の削減に目を向けることで、無理なく支出削減でき、毎月の貯金額を増やすことにつながります。

ぜひ皆さんも、(これまであまり実行されてなければ)家計の見直しに取り組んでいただけたらと思います。

 

さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。

 

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