46歳からのセミリタイア生活

セミリタイアのお仕事や資産運用について語ります

生真面目すぎる日本人の生きにくさ

新型コロナウイルス感染防止のため、政府の要請で全国の多くの小中高が休校になっています。

それに関連して、先日こんな話を聞きました。

子供が公園で遊んでる姿を見て、学校にクレームが入ったらしいです。「休校になってるこんなときに外で遊ぶとは何事か」と。

それを受けて学校から保護者あてに自粛するよう通達がきたとか、、、

 

何かおかしくないでしょうか? クレームを言う方も、それを真に受ける学校側も。

ずっと家にこもっているほうが不健康になりそうだし、公園で遊ぶことが感染リスクをそこまで高めるとも考えにくいです。

周辺の住人も学校関係者も、子供たちの心身の健康を一番に考えて欲しいです。

 

自粛ムードの強要は子供たちに対してだけの話ではありません。

政府が要請している大規模なイベントだけでなく、個人的な外出や旅行も自粛ムードが浸透しています。繁華街が閑散としているのはもちろんのこと、観光地も客足が減っており、商売をしている人たちは大打撃をうけ死活問題となってきています。

 

いまは旅行に行くだけで、「こんなときに不謹慎だ」という声が聞こえてきそうです。

しかし、人混みを避けたり、手洗いやうがいをしたり、できることは気をつけながらなるべく普段通りに生活するのがよいと思います。

もちろんこれは私の考えであって、別の考えかたもあると思います。

ただ、自分がそう思うからといって、他人にも同じ行動を求めるのはいかがなものでしょうか。

 

日本人は根が真面目なのか、「こうあるべき」とものごとを型にはめて考えすぎる傾向があるように思います。

それ自体を否定はしませんが、あまりに過剰なために、自分たち自身で生きにくい社会にしてしまっている気がします。

 

他人の考えにも行動にも、もう少し寛容になって気にしすぎないようにすること。

そんな風潮が少しでも広がれば、もっと暮らしやすい国になるのではないでしょうか。