46歳からのセミリタイア生活

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五月病やコロナうつになりやすい人の習慣とは【メンタル不調対策】

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コロナ自粛による外出制限が続くなか、ゴールデンウィークも終わってまた仕事の日々が始まりました。

この時期、「カラダがだるい」「食欲がない」「眠れない」などの症状に悩まされてないでしょうか?

それは『五月病』や『コロナうつ』の兆候かもしれません。

この記事では、メンタル不調の原因となる『ストレス』をためやすい人がとりがちな習慣についてお話しします。

それらの習慣をやめることで、ストレスがたまりにくくなると思います。 

五月病やコロナうつになりやすい人の習慣

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新社会人、転勤や部署移動があった人にとって、4月は新しい生活が始まる季節です。

慣れない環境でたまった緊張やストレスによって、体調を崩したりメンタル不調をおこしやすいのが、ちょうど1カ月が経過したこの時期といわれています。

今年はさらに、コロナ自粛が追い討ちをかけています。

人とのコミュニケーションが減ったり、ネガティブな報道を見聞きしたりで、ストレスを抱えている人が多いと思います。

わたしの独断と偏見になりますが、ストレスをためやすい人がやりがちな3つの習慣についてご紹介します。

その1 テレビニュースをよくみる

テレビのニュースをみていて、気分が落ち込むことって多くないですか?

ずっとみていると、どんどんネガティブな感情が大きくなってしまうと思います。これを防ぐために、テレビニュースはできるだけみないようにしましょう。

「ニュースみないと情報がとれないよ」という人もいるかもしれません。

しかし、テレビニュースは自分に必要な情報も、そうでない情報も一方的に流れてきます。

なので自分に必要な情報のみを、インターネットや書籍などから探してくることをおすすめします。

 

ちなみに、「偏向報道」という言葉があります。これはテレビや新聞などマスメディアによって意図的に情報や印象を操作した報道のことです。

正直、「偏向してない報道ってあるのかな?」と思います。

なぜなら視聴率を稼ぐには、見る人が注目するような大げさな報道をする必要があるためです。どうしても、批判的だったり不安をあおるような内容になりがちだと思います。

もし逆に、正確な情報だけを淡々と発信したらどうでしょうか?

きっと視聴率はとれないでしょう。

マスメディアで働く人たちも悪気があるのではなく、自分の生活のためにしょうがなくやっている人が大半なのかなと、、、

やっぱり、視聴者である私たちが賢くなるしかないのかなぁと思います。

その2 偏食がちで食事バランスがわるい

ストレスをためない生活習慣として、次の3つが大切だとよくいわれます。

「適度に運動する」

「じゅうぶんな睡眠をとる」

「バランスのとれた食事をとる」

なかでも食事バランスは、とくに一人暮らしだとなかなか対策が難しいと思います。

難しいからこそ、適当にすませている人と、ちゃんと栄養バランスを考えている人で差が出やすそうです。

栄養バランスといってもいろいろありますが、メンタルヘルス的に重要といわれている成分は「ミネラル」です。

ミネラルは体内の酵素の働きに関係していて、酵素の中には『セロトニン』や『ドーパミン』などの神経伝達物質をつくるものもあります。

そのため、ミネラル不足は明らかに心や脳の状態に影響するそうです。

ミネラルをたくさん含むお肉や魚、海藻類、雑穀米や玄米、ナッツ類などを食べるようにしましょう。

 

ちょっと補足ですが「この世に存在するすべての物質は毒である」ということばがあります。

これは、「健康によいとされているものでも、とりすぎはよくないよ」ということです。水でさえ致死量があって、とりすぎると『水中毒』をいわれる中毒症を引きおこすことがあります。

身体によいといっても適量があるということは覚えておきましょう。

その3 出来事と感情がつながっていると思いこむ

職場の人間関係に起因したストレスは誰しも経験すると思います。

「あの人はなぜ、あんな態度(行動)をとるのだろう。もっとこうすればよいのに」

と考えてイライラしたこと、一度はありますよね。

これの頻度がとくに高い人は、ある重要な原則を見逃している可能性があります。

その原則とは、出来事(事実)と感情は直接つながっているのではなく、その間に 『考え方』があるということです。

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出来事と感情は直接つながっていない。その間にはかならず考え方がある。

これだけだと分かりにくいと思いますので、具体例で説明します。

たとえば、ルールを守らない人がいるのを見かけたとします。

そのとき、「ルールは絶対に守るべきだ」と考えると、「なんで守らないんだ」と腹立たしく感じるでしょう。

一方で、「ルールは現状に合わせて変えるべきだ」と考えると、「なにか守れない原因があるのかな?」と相手がどう思っているかを意識するようになります。

その結果、怒りの感情はわきにくくなります。

つまり、「ルールを守らない人をみた」という出来事が、直接自分の感情を動かしているのではなく、その出来事を自分がどのようにとらえるかで、感情は変化するということです。

こういってしまえば、あたりまえのことですが、、、

でも人はどうしても自分の考えが正しいと無意識に感じています。そのためついつい、出来事から感情に直結してしまいがちです。

「違う考えもあるかも?」ということに少し気づけるだけでも、ストレスをためにくくすることができるでしょう。

 

まとめ

メンタル不調を防ぐためには、職場であれば上司やチームメンバーのフォロー、健康相談室のような社内組織との連携が大切です。でも結局は、本人の生活習慣や考え方の影響がもっとも大きいのではないかと思います。

今回ご紹介した3つの習慣をなるべくやらないように意識することで、ストレスをためにくい状態を保っていきましょう。

 

どうしてもネガティブな気持ちになりやすいご時世ですが、、、

明るく前向きに乗り越えていきたいですね。