また一人、優秀な女性社員が会社を去っていきました
こんにちは。
当ブログにお越しくださりありがとうございます。
先日、会社の後輩である女性社員が退職しました。
理由は結婚にともなう引っ越しのためです。
もちろん、結婚なのでおめでたいことであり、祝福してお見送りしましたが、同時に残念な気持ちもありました。
彼女は入社して10年以上勤めている中堅社員で、技術力が高く優秀だったからです。
わたしの直属の部下ではないですが、仕事で絡むことはたまにあり、プロフェッショナルな仕事ぶりで頼りにしていました。
彼女自身も仕事するのは好きなようで、辞めることを残念に思っている感じもありました。(本当の心のうちはわからないですが)
女性が正社員として働き続けやすい社会か
今回のように、結婚にともなって夫婦のどちらかが退職せざるを得ない場合、女性側が辞めるケースのほうが多いのが現状かなと思います。
辞めるといっても「寿退社」という言葉があった昔とは違って、最近では結婚して専業主婦になる女性の割合はかなり少なく、働き続けることが一般的となっています。
転職して別の会社で正社員として働いたり、派遣社員やパート社員として働いたり。
業界や業種によるかもしれませんが、わたしの周りでは後者の「非正規労働者」を選択する人が多いですね。
皆さんの周囲ではどうでしょうか?
また、結婚後は転職して正社員として働いたとしても、出産を機に非正規雇用に切り替える女性も多くいます。
最近では「産休」「育休」を取得しながら働きづつける女性も増えていますが、まだまだ「育児しながら働きやすい職場」を実現している会社は多くないと思います。
・働いている時間ではなく、ちゃんと中身で評価する
・時短勤務や在宅勤務などを浸透させる
・男性が家事や育児をする
女性が働きやすい職場にしていくためには、会社や日本社会全体の、制度だけでなく意識面でも変わっていく必要があります。
そもそも、役職が上がるにつれて男性比率が極端に高くなるのが日本の会社であり、、、
「男性目線」での組織になっているわけなので、女性が働きにくい(場合が多くなる)のは当然かなと。
まだまだ先は長そうですね~
男性社員より優秀な女性派遣がいる現実
わたしの職場にも派遣社員は多くいますが、その大半は女性です。
その中には、優秀で仕事を任せやすい人も多くいます。そして仕事を任せる側の社員はというと、、、
なかには「よく正社員になれたね」と言いたくなる人もいちゃったりします。
皆さんの職場でも、「優秀な女性派遣社員が、イケてない男性正社員の下で働く」という状態は発生していませんか?
この状態って働いてる人たちにとっても、会社にとってもあまりよいことはないと思うんですよね。
従業員の間では「こんなに働いてるのに処遇は低い」という不公平感が生まれるし、会社としては生産性が上がらない原因になるし。
実態にそぐわない処遇は改善したほうがいいと思うんですが、次のような理由で、そう簡単にはいかないのが現実です。
・一度採用した社員を降格や減給したり、解雇することは難しい
・派遣社員を正社員登用したくても社内同意が得られにくい(本人が望まない場合もある)
社会や会社の融通が利かなさすぎて、がんじがらめになっちゃってる状態かなと、、、
もっと柔軟に対応できる仕組みにしていくべきじゃないかな、と思う次第です。
中間管理職として自分ができることは限られていますが、せめて自職場では適正な人材配置となるよう、会社側に提言していかないとな~、と考えています。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。