46歳からのセミリタイア生活

セミリタイアのお仕事や資産運用について語ります

サラリーマンがセミリタイアを選択しない理由について

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こんにちは

退職してからというもの、セミリタイアという自分の選択が、少数派に属することをあらためて感じています。

つい先日も、そんな機会がありました。

 

前職の送別会にて

すでに退職した後ではありますが、先週、前職のメンバーが送別会をしてくれました。

十数年前、大阪転勤となる前は愛知県で勤務していたのですが、その当時にお世話になった方々を中心に集まっていただけました。

距離も離れているし、新型コロナウイルスの状況もあるので、タイミングをうかがいつつの開催でした。

 

ちなみに、大阪-愛知の移動なので最初は日帰りで行こうかと思っていたのですが、Go Toトラベルキャンペーンに乗っかって、1泊してきました。

日帰りの電車代より、1泊2日ツアーのほうがはるかに安いのって、不思議な感じです、、、

 

送別会の場では、退職した経緯、今の状況や今後の予定についてお話ししました。

セミリタイアという言葉は口にせず、「しばらくは今後のことを考える期間にしたい」「サラリーマンには戻らないかもしれない」という感じでやんわりと伝えました。

 

次の勤務先を決めてから退職したものと思っていた方が多かったようで、いま無職の状態であることに、まず驚かれました。

それから今回の送別会に限らず、会社の同世代以上の人に退職を伝えたときに、共通して聞かれることがありました。

「奥さんはそれで良いと言っているの?」

「(金銭面で)生活は大丈夫なの?」

 

これらを聞かれるのは、

「退職するとき家族の同意を得ることは難しい」

「退職したら生活が厳しくなる」

と考えている人が多いからですよね。

 

 

選択しないというより、選択肢にない

数年前の自分もそうでしたが、ずっと会社員を続けていると、転職を考えることはあっても、アーリーリタイヤとかセミリタイアという選択肢はなかなか思い浮かばないと思います。

毎日会社にいって働いているのが当たり前すぎて、それ以外の生活は想像することさえ難しい、、、

 

もちろん、セミリタイアしたいと思っても経済的な理由や家族の反対など、現実には難しい要因もあるでしょう。

しかし、「そもそも最初から選択肢にもない」というのが、セミリタイアが少数派であり続ける大きな理由なのかなと。

前職の同僚達と話しをして、退職するということに対する彼らの反応を見ていると、そんなことを感じました。

 

誰もがいつかは会社を辞めるときがやってくる

会社に行くことが当たり前になっていると、退職後の自分の姿は想像しにくいです。

それでも、遅かれ早かれ退職するときは誰にでもやってきます。

退職したあとの生活について、「そのときになって考える」よりは、「少し早めから想像したり準備しておく」ほうが良いかもしれません。

準備しておいた方が選択肢が増えるし、退職後の生活の満足度も上がる可能性が高いのかなと思います。

 

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