【セミリタイア後の働きかた】ストアカで講座を開設してみました
こんにちは。
セミリタイア後の働き方については、自分でいろいろ試して体験してみようと思っています。
その第一弾として、スキルシェアサービスの「ストアカ」で講座を開設してみました。
今回は、ストアカとはなにか、講座開設の経緯についてご紹介します。
「スキルシェアサービス」について
皆さんは「スキルシェアサービス」をご存知でしょうか?
個人が持っているスキルや特技などをシャアするための、マッチングサービスです。
いくつか例を挙げてみます。
「ココナラ」
「ストアカ」
「ランサーズ」
「クラウドワークス」
ココナラやストアカでは、イラスト、写真、動画、プログラミング、語学、料理など、
幅広いジャンルのスキルをやり取りできます。
個人と個人をつなぐサービスがメインです。
ランサーズやクラウドソーシングは「クラウドソーシング」とも呼ばれ、インターネット上で企業が個人に仕事をアウトソーシングするための仲介サービスです。
Web制作、デザイン、記事作成、動画編集、事務作業など、Web関連を中心に多くの種類の仕事がやり取りされています。
「ストアカ」とは
ストアカのキャッチフレーズは
「教えたいと学びたいをつなぐ まなびのマーケット」
2020年11月現在、登録者数が49万人となっている国内最大級のスキルシェアサービスです。
入会金や月謝などはなく、単発や短期の講座、ワークショップを、その都度決済で受講するスタイルです。
講座はストアカ事務局が事前審査し、承認されたものだけが掲載されています。
2020年11月4日時点で、ストアカのホームページに掲載されているカテゴリーをご紹介しておきます。
ストアカで講座開設した理由
私の前職の仕事内容は「化学系の技術職」であり、インターネット上で簡単に仕事が探せるような汎用性がありません。
そこで、今の自分に何ができるのか「スキルの棚卸し」をしてみました。
そのなかで、数年前から実施している資産運用については、ある程度の知識と経験を持っており、とくに投資信託については初心者にアドバイスできる程度のノウハウは持っています。
そこで、「投資信託についての初心者向け講座なら自分にもできるかな?」と考えました。
さらに、講座を開催するために出かけたり、場所の確保をしたりする必要がない「オンライン講座」でやりたいという希望もありました。
いくつかあるスキルシャアサービスのなかで、「個人向けにオンライン講座をやりたい」という私の希望にマッチしたのが「ストアカ」でした。
実は、ストアカでも以前は「対面式」の講座のみを扱っていたのですが、新型コロナウイルスが流行りだした頃、暫定的にオンライン講座を解放し、その後に正式に採用されたという経緯があります。
講座開設までの流れ
まず、写真とスキルを入力して「先生登録」します。
これだけで誰でも先生になれますが、「顔写真」の登録が必須なので、会社員が副業で稼ぐにはハードルになるかもしれません。
私は退職後なので問題はありませんでした。
先生登録後、講座ページを作成します。
講座ページには「どのようなことが学べるのか」「なにができるようになるのか」「どんな風に教えるのか」など、講座の内容がイメージできるよう具体的な情報を入力していきます。
また、講座のイメージ写真も3枚まで添付することができます。
講座ページが作成できたら申請し、ストアカ事務局での審査が行われます。
なお、投資などお金に関する講座については慎重に取り扱われており、審査も厳重に行われている印象でした。
そんな中、無事に審査を通過することができました!
審査が終わると同時に、自分が作成した講座が一般公開されます。
一般公開されたら、講座を開催する「日程」や「料金」を設定します。
料金については、「最低料金が500円(12月から1000円に引き上げ予定)」ということだけ決まっており、あとは講師の裁量で設定します。
他の講座ページをみて相場観を確認しながら、決定しました。
なお、受講料のうち10~30%の手数料をストアカが徴収し、残額が講師の収入となります。
申し込みはあるのか?
せっかく講座を作っても、申し込み予約がないことには、いつまでも開催されることはありません。
新米先生にとっては、ここが最初のハードルとなります。
ストアカでは講座ページ上に、過去のレビュー(評価点とコメント)が掲載されます。
生徒側の立場からすると、すでに実績がある人気講師から教わりたいですよね。
私も最初は生徒集めに苦労するだろうと考え、実績作りのため、資産運用について興味がある(あるいはすでに実践している)知り合いにお願いして、受講予約してもらいました。
これはストアカ側も推奨しており、メールやSNSなどを使って友人・知人に講座のURLを送信しやすいようガイダンスがあります。
現在の状況としては、10月下旬に講座スタートしてから10日ほどで、知り合い以外のご新規様1名からお申込みをいただき、無事に講座を開催することができました!
初のお客様ということで、とても嬉しかったですね。
しかも、内容には満足していただけ、今後の行動にも反映して頂けるようで、開催してよかったと思いました。
今後、予約数が増えるかどうかはまだ分かりませんが、、、
また状況はご報告いたします。
さいごに
ストアカに限らずスキルシェアサービスは、特別な資格がなくても「自分の得意なこと」を活かして仕事に出来ることがメリットだと思います。
自分のペースで取り組むことができますし、私のように現役時代に特殊な(汎用性の低い)仕事をしていた人間にとっても新たなジャンルに取り組みやすいので、「セミリタイア後の仕事」という観点でも相性は良いのかなと。
逆に言うと、前職での肩書や資格は通用せず、「受講者にとって有益なサービスを提供できるか」がすべてとなります。
そういう働き方に魅力を感じなかったり、働いた分だけ報酬が約束されている「時間給」のほうが良いと思われる方にとっては、選択肢にはなりにくいかもしれません。