セミリタイア1年後の心境(後悔してる?正解だった?)
私は2020年の9月に退職し、セミリタイア生活をスタートしました。
ちょうど1年が経過した今の心境について書いてみたいと思います。
セミリタイアの理由
私の21年間のサラリーマン生活は、それなりに順調だったと思います。
自分の専門分野では、顧客から信頼される仕事がそこそこ出来ていたと自負しています。
30代後半で中間管理職となり、マネジメントや後輩の育成にも取り組んできました。
やりがいも感じていた仕事を辞めてセミリタイアした大きな理由は、「自分の裁量で自由に生活したかった」ことです。
セミリタイア直後の記事でも、そのようなことを書いていました。
【過去記事】
サラリーマンを辞めて40代でのセミリタイアを選択した理由について
組織の中にいると、自分の得意なことも、苦手なことも、やる必要があります。
私の場合、得意なことを活かして働くことも出来ていました。
しかしその一方で、社内での立場が上がるにつれ、苦手なことのウェイトが大きくなっていたのだと思います。
それがだんだん息苦しくなって、そこから逃れるために退職しようと考えたのかなと。
いまは、そんな風に当時のことを捉えています。
後悔しているか?
前職場には、私がマネージャーとして採用にも関わった後輩社員が何人かいます。
彼らを含め、若い世代の育成に関わり、成長を見届けたかった、、、
それが心残りですが、退職したことを強く後悔したことは、この1年ありませんでした。
長年培った専門性を捨てることは、周りには「もったいない」と言われますが、自分としてあまり気になっていません。
退職するとき、周囲には「やりたいことがあるから辞める」というようなニュアンスで伝えていました。
自分の気持ち的にも、退職という選択をなるべく前向きに捉えようとしていたと思います。
当時は「逃げることはよくないこと」という先入観がありました。
でもいまは、「逃げたり止めたりしてもよい」「人生には逃げが必要なこともある」
と考えるようになりました。
自分のペースで生活したり、仕事に取り組むことができており、心穏やかな日々を過ごしています。
もちろん、誰でも自分の思うように生きれるわけではありません。
私の場合は環境に恵まれていたからこそ、できた決断ではあります。
より多くの人が、無理しすぎず自然体で生活できたり、強みを活かして仕事ができるような社会になったらいいなと思います。
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